最新式のマルチスライスCTスキャンを導入いたしました。 マルチスライスCTを用いた検診では、通常のレントゲンでは見逃されてしまう肺がんや早期の肺がんも発見できます。また、マルチスライスCTにより、短時間に低線量で検査を行ないますので、被ばく線量も軽減されます。診断は経験豊富な2名の専門医の二重読影で行います。
特に、肺がん検診をお勧めする方は、
検査項目 | 胸部CT(マルチスライス)撮影、診察 ※撮影時間5分程度(約3秒と10秒の息止め各1回) |
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検査日時 | ≪予約制≫ 月・水曜日(祝日を除く) 13時30分~15時 |
検診費用 | 5,500円(税込) |
結果通知 | 結果報告書は後日お送りいたします。 |
その他 |
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国民のがんによる死亡者数は、全死因の第1位で、3~4人に1人ががんで死亡します。 がんの中でも特に肺がんによる死亡は男女ともに年々増加し、男性ではがん死亡の第1位になっています。
肺がんから身を守るためには、まず喫煙や受動喫煙の防止などの予防です。次に大切なことは、いかに小さな初期の肺がんを見つけるかです。通常の胸部レントゲン写真では、小さな肺がんの発見は難しく(写真1)、また、心臓・血管・骨などに隠れた肺がんは見逃されてしまうことがあります。(写真2)
最近の研究で、CTによる肺がん検診は通常の胸部レントゲン写真に比べ、より肺がんの死亡を減らすことができるという結果が報告されています。肺がんは他のがんに比べ死亡率が高いとされていますが、初期に肺がんをみつけ適切な治療を受けることによって治すことが出来ます。