一般科外来

リハビリテーション科

リハビリテーション科スタッフ

スタッフ 安来第一病院 介護老人保健施設 昌寿苑等
理学療法士 52名 23名 75名
作業療法士 35名 8名 43名
言語聴覚士 8名 2名 10名
95名 33名 128名

 

リハビリテーション専門療法及び提供内容

理学療法

病気・けが・寝たきりなどによって身体が不自由となった方に対し、身体と心の両面から機能回復、維持をはかる医療の一つです。医師の指示の下に、理学療法 士が患者様各個人の状態に合わせ、主に運動療法・物理療法を用います。 対象とする方の身体機能面のみに限らず、日常生活がより安全で快適になるように対応します。

運動療法とは

種々の病気や外傷による身体運動や機能低下に対して、歩行訓練、車椅子訓練、日常生活に必要な動作の訓練、関節を動きやすくする訓練、筋力を強くする訓練、呼吸訓練、子供の発達を助ける訓練などをいいます。

物理療法とは

主に、鎮痛を目的に、電気や器械等を用いて行うことを指します。電気を使うものとしては、温熱効果を与えるマイクロ波、筋に刺激を与える低周波などがあります。また、器械を使うものの代表として、頸椎牽引、腰椎牽引があります。

パワーリハビリ

当院では運動療法の一つとして、パワーリハビリテーションを取り入れています。 普段あまり使われず眠っている状態の神経・筋を再び呼び起こすことを目的に 6種類の機器で 9通りのトレーニングを行い、全身のバランスのとれた運動ができるようになっています。


作業療法

身体・精神に障害のある方、またそれが予測される方に対し、より自立した生活が送れるよう、治療、指導および援助を行っています。 心身の健康を維持していくため、病気や障害への予防のため、心身機能障害の回復、代償法の活用のため、能力の獲得や再現のため、職業生活、家庭、社会生活への復帰のために諸側面への援助を行います。


言語聴覚療法

脳血管障害・頭部外傷・喉頭摘出などにより言葉を思うように話せなくなってしまった方に対して、発声訓練・構音訓練・言語訓練を行います。言語療法では言 葉の出しやすい環境を整え、対象者様の言葉をできる限り引き出します。また、言葉が出なくなっても思いが表せる様な手段(手話、コミュニケーションボード 等)も考えます。 その他に、食事がうまく摂れない方、ムセがひどく肺炎を繰り返してしまう方等を対象に嚥下療法を行います。嚥下訓練では主に対象者様が安全に食事ができる体勢を整えたり、口の中のマッサージを行います。

 

訪問リハビリテーション

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士によるリハビリをご自宅で行います。 身体機能の維持・向上だけでなく、歩行練習やトイレ動作訓練、入浴動作訓練、コミュニケーション能力の改善を目的とした練習など日常生活に直結した働きかけを行います。 ご自宅での介助方法の提案や住宅改修・福祉用具についてのアドバイス、ご利用者様の状態に応じた運動も提案します。 屋内での生活にとどまらず、通所サービスや地域活動に参加できるよう支援します。